高倉ひかり保育園(下高倉西)で19日、今年小学校に入学する園児を対象に交通安全教室が開かれた。年長児30人と保護者は命の大切さや、交通ルールを学んだ。
河辺交番の署員2人と市の交通指導員が訪れ、パネルを使って歩道や路側帯の安全な歩き方、横断歩道の渡り方、信号や道路標識などをわかりやすく話した。また保護者に向けて、「あおり運転をしない」といった車の運転時マナーについて説明をした。
この後園児らは、園庭に止めているミニパトカーを見学。署員が運転席を見せて、無線やマイクの扱いについて説明をすると、園児たちは興味深そうに聞いていた。柴田雄一郎君(6)は「ルールはちゃんと守って車に気をつけて歩きます」。母親の真由美さん(28)は「教えてもらった内容が子どもに記憶にちゃんと残っていると思う。安全に登下校して無事に帰って来てほしい」と話した。
同教室は就学前に交通安全に対する認識を深めてもらおうと毎年開催。この後、市内の保育園、幼稚園などでも行う。
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交通ルールを学ぶ園児ら=高野ひかり保育園で
高倉ひかり保育園(下高倉西)で交通安全教室
- 2021年1月25日
- 教育・保育・学校