第65回肉牛生体共励会(一般家畜市場運営審議委員会主催)が岡山県真庭市草加部のJA全農おかやま総合家畜市場で開かれた。
最高価格賞及び最高キロ単価賞の金賞去勢(奈義町、花房牧場)を新野東の山本精肉店(山本要代表)がほかの金賞去勢と合わせて落札。また、横山の肉のなかがわ(中川卓己代表)が最高価格賞の金賞メス(新見市、哲多和牛牧場)を競り落としたほか金賞メス、金賞去勢も獲得した。
近年の物価の高騰で生産原価は上昇し、消費の低迷も重なり厳しい業況が続く生産者を、ともに高値の落札価格で援護。作州牛の消費拡大を目指す山本さんは「地元で育った作州牛のとろけるようなおいしさを楽しんでください」と語った。千屋牛の普及活動に尽力する中川さんは「千屋牛の極上の味や風味を堪能してください」と話した。
ともに歳暮商戦の主力商品として通常価格で提供していく。