美作地域の県立、私立の高校10校で1日、2021年度卒業式があり、3年生が思い出や志を胸に学び舎を巣立った。勝山高校蒜山校地は3日に行う。
昨年創立100周年を迎えた津山商業高校(山北)は151人(地域ビジネス科75人、情報ビジネス科76人)が卒業。体育館で式が開かれ、保護者をはじめ、教職員約30人に迎えられた。新型コロナウイルスまん延防止等重点措置期間中のため、在校生は各教室からリモートで参加した。
石下義久校長は、各科の代表者に卒業証書を授与し、「本校での活動は地域や仲間とのつながりを大切にしてきた。互いを認め合い、相手の立場になって考えることができれば、問題も解決できる。学んだことを未来につなげ、社会の発展のために躍動してほしい」とはなむけの言葉を贈った。
現生徒会副会長の情報ビジネス科2年・酒井光稀さんは創立100周年記念式典でのエピソードなどにふれ、「先輩たちの姿が手本となった。これからは私たちが後輩たちを引っ張っていく」と送辞。前生徒会長を務めた同科3年・山本彪さんは部活動や学校生活などを振り返り、「コロナ禍の中でも懸命に頑張って作り上げて来たものがある。在校生のみなさんは、困難な壁にぶつかっても仲間を信じて乗り越えていってほしい」と答辞を述べた。
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校長から卒業証書を受け取る3年生
高校卒業式
- 2022年3月2日
- 教育・保育・学校