美作高校=岡山県津山市=現代創造コースの生徒による作品展が11日、新魚町のアルネ津山4階・市立文化展示ホールで3年ぶりに開かれ、個性豊かな力作が来場者の目を楽しませている。15日まで。
デザインの基礎や日本の伝統文化などを学ぶ2、3年生36人が授業内で手がけた書道や絵画、生け花、陶芸など114点を出展した。
古典の臨書やアーティストの歌詞をしたためた力強い書をはじめ、立体的に表現された色彩豊かなアクリル画、雑誌の表紙をテーマにしたイラスト、バラや松などをあしらった生け花などが並ぶ。着付けを施した和モダンな振袖や優しい色合いの小皿も目を引く。
3年生の柴田萌さん(18)は「一般の人に見てもらう機会がなかったのでうれしい。一人ひとりの個性が表れた作品を楽しんでほしい」と話している。
時間は午前10時〜午後5時(最終日は午後1時)。