高校生の視点で切り取った風景写真 来場者を魅了 アングルも斬新/岡山・津山市

教育・保育・学校 市内の高校生たちが撮影した作品に見入る来場者=岡山県津山市で
市内の高校生たちが撮影した作品に見入る来場者=岡山県津山市で
         

 津山城(鶴山公園)周辺で地域づくりに取り組む高校生らのプラットフォーム「城下(しろした)ハイスクール」による写真展が16日、岡山県津山市山下の森本慶三記念館で開かれ、高校生ならではの視点で切り取られた風景写真が訪れた人を楽しませた。

 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」との連携イベントとして、同スクールを主宰する和田デザイン事務所の和田優輝社長(46)が企画。「高校生がいる津山」をテーマに、津山東、津山工業、津山商業高校の15人が市内を散策しながら撮影した約100点を出展した。

 商店街やJR津山駅の構内、教室から見える風景などを「#いつも待つ場所」「#帰りに見える空」といったキーワードごとに展示している。守安直人さん(65)は「感覚のままにシャッターが押されているようでアングルも斬新。高校生が充実した日々を過ごしている様子がうかがえる」とほほ笑んでいた。

 撮影に参加した津山東高2年・江畑莉安さんは「実際に歩いてみると知らない場所や案外良い場所が見つかってよかった」と話していた。

 写真家の村松桂さんや高校生らによるトークセッションもあった。

高校生が撮影した写真
高校生が撮影した写真


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