「高校生向け企業ガイダンス」(岡山県津山市主催)が2日、山北の津山総合体育館(岡山県津山市)で開かれ、市内3校の1、2年生約500人が地域の企業について認識を深めた。
来年度以降に就活期を迎える生徒の職業意識の醸成や地元就職を選択する人の増加を図ろうと初めて開催。市内に本社、事業所を持つ製造業や建設業、社会福祉事業、ホテル業、食品製造業など41社がブースを設置した。
津山工業、美作、津山東高校が参加。それぞれ興味のある企業を自由に巡り、担当者から会社の特徴や仕事内容、魅力などについて説明を受けた。生徒たちは、高い技術で加工された精巧な製品を手に取ったりしながら熱心に聞き入っていた。
ソフトウェア関連の企業を訪れた津山工業高校(岡山県津山市)デザイン科の女子は「市役所や企業で使われているシステムの開発など、地元にはさまざまな会社があることが分かった。将来就職を選択する際には今日聞いた内容を参考にしたい」と話していた。
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企業のブースで説明を聞く生徒たち