津山東高校(岡山県津山市)の看護科の第59回継灯式が3日、同校であり、病院での本格的な実習を控えた2年生40人が看護の道へ決意を新たにした。
教職員や保護者、来賓合わせ約70人が見守る中、小林悦子科長からナイチンゲール像の火を移したキャンドルを受け取り整列。「忠実に医師の任務を助け、私の手にゆだねられた人々の幸福のために身を捧げます」とナイチンゲール誓詞を唱和した。
安東幸信校長は「クラスの仲間と励まし合いながら実習をやり遂げてほしい。確かな知識と技術を身につけ、将来立派な看護師として活躍してくれることを期待している」と激励。生徒を代表し、竹内七瀬さん(16)が謝辞を述べた。
加賀ひなたさん(17)は「継灯認定試験を全員で突破できてうれしい。実習では患者さんに合わせた看護の仕方を学びたい」と話した。
生徒たちは11月8日から26日まで、津山第一、中島、石川、津山中央記念病院で実習に励む。