高田小学校(下横野)で23日、高田地域の水やため池、水路、井堰(せき)について学ぶ授業が開かれ、4年生19人が自分たちが住む地域の豊かな資源を再認識した。
「下横野農地・水・環境向上を図る会」「大篠環境保全推進協議会」「上横野地区地域保全会」の代表者8人が講師を務め、水の流れについてのクイズや、高田の主な川の名前などを児童に質問した。米を作るために「水」は欠かせないものであり、雨が少ない年でも水が使えるようにする貯水池の大切さを説明。最後に「ため池は生き物を守り、稲作には欠かせない私たちの宝もの」とし「出掛ける時は絶対に一人でため池や危ない所に近付かないように」と呼びかけた。
初川陽毘さんは「水やため池のことがよくわかった。池のおかげでみんなも助かっている」。樋口円花さんは「ため池は危険なところだけど、地域の大事な池だから宝と思われていることがわかった」と話した。
同校では地域学習(総合学習)の一環で10年前からほぼ毎年実施しており、28日には、ため池・水路などでフィールドワークを予定している。
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沖縄の方向に向かって黙とうする学生
高田小学校 地域資源再認識
- 2022年6月27日
- 教育・保育・学校