高速道路で除雪などを行う雪氷作業車両の出動式が10日、津山インターチェンジ内駐車場=岡山県津山市河辺=で行われた。4月10日までの5カ月間、計19台が中国、岡山、米子道の積雪や路面凍結に備える。
管理するNEXCO西日本津山高速道路事務所の職員、グループ会社の作業員、県警高速隊ら約80人が出席。
期間中の安全を祈願する神事に続き、出雲真仁所長が「今年1月には津山市域で観測史上最大の降雪量46センチを記録し、通行止めを実施して除雪などの対策作業を行った。今冬も最新の気象情報を注視して一層の準備をし、作業にあたっては人命最優先に事故のないようお願いしたい」とあいさつした。
この後、パトカーが先導して除雪専用車、湿塩散布車など計10台が出動した。
同事務所の管理区間は3高速道と地域高規格道路「美作岡山道路」の一部で延長115.1キロ。前年度の降雪日数は29日で、作業には62日出動した。