高齢者交流の場「ふらっとカフェ」

食関連
         

 岡山県津山市が推奨する高齢者交流の場「ふらっとカフェ」の「倫輪」が先月14日、津山市西中の芦田昭雄さん(75)方でオープンした。初日は70〜90代の約40人が訪れ、話の花を咲かせながら親睦深めた。
 納屋を改装した古民家風の10畳と14畳の二間と、25平方メートルの屋根付きテラスを利用している。カラオケがあり、ジュースやコーヒーは200円(お菓子付き)で、焼きそばやお好み焼(300円)といった軽食もある。
 第1、3水曜日、第2、4日曜日、いずれも午後1時半から5時まで。予約制で夜の部もある。さまざまなイベントを企画しており、15日にはエレキギターバンドの演奏会を予定。1日に来ていた同所の森本誠治さん(76)は「文字通りふらっと気軽に来れるところがいいですね」と話していた。
 4月1日にオープンしていたが、コロナ禍のため翌日から中止していた。代表の昭雄さんと妻の良枝さん(71)、ボランティア2人で切り盛りしている。「地域を持続可能にするには人と人のつながりが大切。年寄りばかりではなく、若者や子どもも巻き込んでいきたい」と昭雄さん。
 「ふらっとカフェ」は町内会の班単位を基本に、地域の集会所や空き家、個人宅などで開く通いの場。登録するとチラシ作成や出前講座などの支援を受けられる。6月1日現在で市内29カ所にある。
写真
西中の個人宅でオープンしたふらっとカフェ倫輪=7月1日


>津山・岡山県北の今を読むなら

津山・岡山県北の今を読むなら

岡山県北(津山市、真庭市、美作市、鏡野町、勝央町、奈義町、久米南町、美咲町、新庄村、西粟倉村)を中心に日刊発行している夕刊紙です。 津山朝日新聞は、感動あふれる紙面を作り、人々が幸せな笑顔と希望に満ちた生活を過ごせるように東奔西走し、地域の活性化へ微力を尽くしております。

CTR IMG