岡山県津山市の津山衆楽ライオンズクラブ(影山浩司会長)は20日、同クラブの保健福祉事業に賛同し、ヘアドネーション活動に尽力した美容師・左子三友紀さん(38)に感謝状を贈った。
同県勝央町勝間田の美容室「Alma Calmar hair(アルマカルマヘアー)」店長の左子さんは、訪れた人たちに、抗がん剤などの影響で毛髪が抜けた人たちへの理解や医療用ウィッグの材料となる髪の毛の提供を呼びかけた。
感謝状贈呈式で影山会長は、「頭髪の悩みを持つ人にとってウィッグはお守りのような存在。困った人を助けたいという思いに敬意を表す」と賞状を手渡した。左子さんは「闘病中の人たちに喜んでもらえてうれしく思う。これからも続けていきたい」と話していた。