魅力的なまちづくりに向けて提言書を提出

行政・公共
         

 津山市内の県立4高校が連携して地域課題の解決策を探る講座「地域創生学」で、本年度受講した生徒たちが28日、魅力的なまちづくりに向けてまとめた提言書を谷口圭三市長に提出した。
 「産業」「観光」「教育・人材育成」「医療・福祉」の4分野。▽高校生が地域産業に貢献できる異業種交流の場の活用▽城西地区に焦点を当てて、地域の高校生、事業を始めたい人、観光地の人の3者をつなぐプロジェクト実施▽小学生を対象に地域との交流を通して考えることの楽しさを知ってもらう▽高齢者と関わる高校生組織を作る―など、高校生の視点でつくった8件を提案している。
 この日、代表の8人が山北の市役所を訪問。提言書を受け取った市長は「どの分野も非常に大切。具体的で貴重な提案をいただき、ありがたい」とし、それぞれの提案について感想などを述べた。
 津山高校2年の前美里さん(16)は「これからも地域の課題に目を向け、■自分ごと■としてどうすれば地域が良くなるかを考えていきたい」と話していた。
 同講座は今年で5年目。34人が参加し、フィールドワークも交えて課題と方策を考え、提言書とした。
 

提言書を市長に手渡す高校生


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