鮮やかな黄色の大輪 ヒマワリ8万本が満開 高原の夏の風物詩/岡山・真庭市 

経済・産業 咲き誇るヒマワリをめでる家族連れ=岡山県真庭市で
咲き誇るヒマワリをめでる家族連れ=岡山県真庭市で
         

 岡山県真庭市の「ひるぜんジャージーランド」のヒマワリが満開を迎え、訪れた人たちは蒜山三座を臨む小さな丘を彩る鮮やかな黄色の大輪をめでながら、高原の夏の風物詩を楽しんでいる。見ごろは15日まで。

 草丈約1.6~1.8メートル、直径23~24センチの花を咲かせる品種・サンマリノ(NSデュカット)約8万本を牧草地付近の敷地(約70アール)に植栽。種をまいてから55日に開花するのが特徴で、今年は7月23日に咲き始め、8月2日に見ごろを迎えた。

 6日は観光客たちがヒマワリの株の間を歩きながら、花々が咲きそろう圧巻の景色を堪能。国外から来日した人たちの姿も見られ、家族で記念撮影をするなどして思い出を作っていた。

 横浜市から来たと言う家族で旅行中の小学2年生・久保彰斗君(8)と姉の小学6年生・美咲さん(11)は「こんなにたくさんのヒマワリが咲いている景色を初めて見た。とてもきれいで驚いた」「トンボやほか虫も飛んでいて自然が豊か。周りの景色が広々としていて、気持ちがのびのびとする。とても気に入っている。また来たい」と笑顔で話していた。

 ヒマワリの植栽は、同園が観光振興を目的に2005年から始めた事業で、毎年県内外から多くの観光客たちが訪れる夏場の観光スポットとなっている。

満開を迎えたヒマワリの間を歩く子どもら
満開を迎えたヒマワリの間を歩く子どもら


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