「津山城もみじまつり」(津山お城まつり実行委主催)が開かれている山下の同城(鶴山公園)で紅葉が見ごろを迎え、深まる秋の彩りに大勢の行楽客らが感嘆の声を漏らしている。
北側の紅葉谷では赤や黄、オレンジに色づいたモミジが日差しを浴びて輝く。家族連れやカップルらがあでやかな装いの木々を見上げ、散策や写真撮影を楽しんでいる。観光客からは「春の桜だけでなく、秋の景色も素晴らしい」との声が聞かれた。
まつりは20日まで。期間中、備中櫓(やぐら)下の二の丸では色とりどりの番傘を並べ、日没からは紅葉谷でイルミネーション「津山城ナリエ」が点灯する。19、20日は「ご当地グルメフェスティバル」、市内の中学・高校・市民バンドによる「音楽の祭典」、3年ぶりの「美作国大茶華会」(茶席)がある。19日は作州忍者鶴山隊による手裏剣体験となりきり忍者といったイベントも行われる。
問い合わせは、市観光協会内の実行委(℡0868-22-3310)。
p
あでやかに色づき、輝く津山城のモミジ