1月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査

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 県がまとめた1月の県内主要観光施設30カ所の利用者調査によると、全体では29万2209人でコロナ禍影響前の2020年同月比32・0%減。変異ウイルス・オミクロン株による流行「第6波」の影響で昨年12月(2019年同月比9・1%減)から大幅に落ち込み、美作県民局エリアの客足は同43・4%減(昨年12月同18・9%減)となった。
 3県民局(備前、備中、美作)管内ごとに月別利用者数を集計。感染拡大に伴い、需要喚起策として再開していた「おかやま旅応援割」の隣県と県内の新規予約も順次停止されたことも影響。
 美作エリアの10施設は計5万6592人。このうち津山城(山下)は20年同月比38・2%減の2777人、津山まなびの鉄道館(大谷)は同38・7%減の1923人、ノースビレッジ(勝央町岡)は同63・1%減の6343人など大幅ダウンとなった。
 一方、後楽園(岡山市)などの備前県民局エリアの10施設は20年同月比35・6%減(昨年12月同9・8%減)の10万1935人、備中県民局エリアは同21・9%減(同4・0%減)の13万3682人だった。
 同時に調査しているホテルや旅館の利用状況では、任意に選んだ50施設のうち回答が得られた36施設の宿泊者数は20年同月比32・5%減(昨年12月同1・7%減)。
 県観光課では「1月27日からまん延防止等重点措置の適用期間となり、2月も厳しい状況となる見通し」としている。


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