2022年岡山県広報コンクール(岡山県主催)の入賞作が決まり、広報紙の部では西粟倉村の「広報にしあわくら」が2年連続2回目の特選、一枚写真の部では美作市の「広報みまさか」が4年ぶり2回目の特選をそれぞれ受賞した。
広報にしあわくらは、「進化する山」と題した特集の5月号。「百年の森林協同組合」理事長を務める青木昭浩さんにスポットを当て、インタビュー形式で村の林業の変遷と展望、持続可能な森林を目指す熱い思いに迫っている。審査評では「手に取りたくなる表紙のデザイン。中は2色刷りながら文字のフォントやレイアウトが工夫されていて読みやすい。イベントカレンダーに掲載ページを明記するなど、読み手のことを考えた作りになっている」とされた。
一枚写真の部では、広報みまさか6月号。若葉の色がまばゆい海田地区の茶畑と少女を被写体にしたカットで、「新緑の季節にふさわしい表紙。手前の畑と人物をはっきりと写し、奥をぼやかすことで広大な茶畑が感じとれる」と評価された。「映像」の部では、街歩きをテーマにした岡山市が特選を受賞。
同コンクールは5部門に計55点の応募があり、グラフィックデザイナーや報道関係者らが審査。各部門の特選は全国広報コンクールに出品される。特選のほか県北では広報紙の部で津山市、真庭市、勝央町が入選、美作市佳作、一枚写真の部で美作市と勝央町が入選、津山市が佳作、組み写真の部で勝央町が入選、映像の部で津山市が入選、美作市が佳作に選ばれた。