県教委は15日、2022年度県立高校入試の募集定員を発表した。全日制50校の総定員数は今春より175人少ない1万845人で、6年連続の減少。各地域の少子化を受け、4校で削減している。
美作地方の学校で変更されたのは、真庭が普通科の募集を停止して経営ビジネス科を新設し、生物生産課と食品科学科を食農生産科に改編しており、全体の定員は60人減の120人。勝山はビジネス科の募集を停止した一方で普通科を40人増とし、全体の定員は増減なしの200人。
日程は、特別入試が来年2月9日に学力検査、同日と10日に面接や各校独自の選考を実施。一般入試は3月8日に学力検査、9日に面接などを行う。
来春の県内中学校の卒業見込み者は今春より392人多い1万7165人と推計。県教委高校教育課は一般入試の出願率について、1・03倍だった21年度並みになると見込んでいる。
美作地方9校の募集定員は次の通り。
2022年度県立高校入試の募集定員
- 2021年10月16日
- 教育・保育・学校