津山市は20日、JR西日本が津山駅(大谷)で進めているエレベーター設置などのバリアフリー化工事が完成し、3月11日から供用を開始すると発表した。
市とJR西日本岡山支社によると、ホームをつなぐ既設の跨線(こせん)橋に11人乗りエレベーター3基を新設。改札から各ホームへの段差解消が図られ、利便性が大きく向上する。このほか、ホームへの警告・誘導ブロック、音響案内装置、2段手すりなども整備し、高齢者や障害者らが安全に安心して移動できるようにする。
総事業費は約3億6000万円。JR、国、市が3分の1ずつ負担し、市は約1億2000万円。事業期間は2020年度から3カ年で、整備工事を21年9月に着手、本年度に本体工事を行ってきた。
供用開始は始発列車から。当日午前10時半から、JR西日本と市の共催による記念式典を開催する。
現在使用されている地下道は使用停止とし、封鎖工事を実施する。
3月11日から供用開始!エレベーター設置などのバリアフリー化工事が完成 / 岡山県津山市