300回記念!「加茂の朝市」1994年から毎月1回実施 / 岡山県津山市

経済・産業 くわばら青年部の名物うどんを買う人たち
くわばら青年部の名物うどんを買う人たち
         

 「加茂の朝市」の開催300回を記念した催しが19日、岡山県津山市加茂町桑原の町インフォメーション駐車場で開かれ、訪れた人たちは、地元の人たちが提供する料理を味わったりお目当ての品を購入したりして楽しんだ。
 朝市は、津山市観光協会北支部が地域活性化を図り、1994年に開始。毎月1回実施している。この日は先着300人には豪華賞品が当たる福引き券が配られたほか、加茂地域の飲食店などがテントを構え、白菜漬けや五目おこわ、地域産のジャンボニンニク入り春巻きを販売。
 このうち第1回目から参加しているくわばら青年部の出店では、地域住民らに長く愛されている名物うどんが提供され、合わせ出しの効いた素朴な味を求める人たちが列をなしていた。日生町から取り寄せたカキ、加茂朝市弁当などもあり、あいにくの雨天にもかかわらず、多くの人が休日のひと時を楽しんでいた。
 300回の節目を迎え、市観光協会北支部の真木健一支部長は「このように多くの人に喜んでもらうのが町の活性化につながるのではないか。朝市を楽しみにしている人がたくさんいる。後の世代にも続けてもらいたい」と話す。
 また、イベントに先立ちセレモニーが開かれ、長年の協力と貢献に対してくわばら青年部に感謝状が贈られた。只友敏之部長は「一緒に地域を盛り上げようと頑張ってきた先輩たちの気持ちに応え、今後も続けたい」と語った。


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