4年ぶりに開催!「中世山城・神楽尾城跡(市史跡)春の登山会」で心地よい汗を流した / 岡山県津山市

歴史・文化 急登を経て本丸を目指す参加者
急登を経て本丸を目指す参加者
         

 岡山県津山市小原や総社などにまたがる中世山城・神楽尾城跡(市史跡)で12日、春の登山会(神楽尾城跡保存協力会主催)が4年ぶりに開かれ、市内外の約70人が遺構を見学しながら本丸跡を目指し、心地よい汗を流した。
 好天のもと神楽尾公園駐車場に集まり、美作総社宮の吉田治生宮司による神楽尾太鼓演奏のあと出発。時折りウグイスのさえずりも聞こえる中、同協力会メンバーから「土橋」や「泥田堀」といった遺構の説明を受けながら二の丸、馬場の段と歩を進めた。
 本丸直下の「武者だまり」では井戸があったことなどを聞き、最後の急登を経て約40分で標高308㍍の本丸跡に到着。津山盆地を一望にする眺めを満喫したほか、「山頂より愛を叫ぶ大声大会」もあった。
 初めて参加した小原の自営業・石本憲行さん(48)は「中世に思いをはせながら楽しめ、運動不足解消にもなった。本丸の展望も思った以上によかった」と笑顔だった。

本丸跡で眺望を満喫する人たち


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