第62回津山市消防操法訓練大会(同消防団主催)が10日、西下の勝北総合スポーツ公園で開かれた。全8方面隊38分団のうち、3方面隊6分団の代表選手が出場。日ごろの練習で磨いた操法技術を競った結果、ポンプ車は阿波方面隊、小型ポンプは東部方面隊高倉分団が優勝した。阿波方面隊は連続14回、高倉分団は2年ぶりの快挙。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策として規模を縮小して実施。ポンプ車の部2チーム、小型ポンプの部4チーム計32人が参加した。選手たちは指揮者の号令に合わせ、きびきび動いてホースの延長やポンプ捜査などを迅速に行った。津山圏域消防組合の職員が動きの正確さや敏しょうさ、姿勢のよさなどを細かく確認して採点。応援していた団員たちは拍手を送った。
美作地区推薦枠が付与されたことにより、優勝した2チームに加え、ポンプ車の部門で準優勝となった東部方面隊河辺分団も7月3日に岡山県消防学校で開催する県大会に津山市代表として出場する。
大会に先立ち本年度入団式があり、一昨年の式以降に一員となった51人(男性49人、女性2人)が新団員となった。
成績、優勝選手は次の通り。(敬称略)
【ポンプ車】①阿波方面隊183点②東部(河辺)155点
【小型ポンプ】①東部(高倉)81点②東部(広野)80・5点③東部(滝尾)67・5点④北部(東苫田)53点
《優秀選手》[ポンプ車]▽指揮者=小椋淳二▽1番員=寺坂亮一▽2番員=寺坂太一▽3番員=寺坂昌彦▽4番員=小椋一樹(以上阿波)
[小型ポンプ車]▽指揮者=梶並雅矢(高倉)▽1番員=柿内綾太(広野)▽2番員=久常雅聖(広野)▽3番員=影山将来(高倉)
p
練習の成果を発揮させて操法技術を競う選手
6チーム技競う 消防操法訓練大会
- 2022年4月14日
- 行政・公共