NPО法人オレンジハートつやま(角野いずみ代表)は12日から、「フード&ライフドライブ」事業に寄付された食料品や日用品を、コロナ禍で生活に影響を受けている津山市内のひとり親家庭307世帯に無料配布する。
2012年から生活困窮者らの支援にフードドライブの取り組みを続ける同NPOが、「全国こども食堂支援センターむすびえ」などの協力を得て8月に募集。市と周辺の企業やコンビニ、薬局、市民らから米や缶詰、カップ麺、レトルト、菓子などの食品、マスクやテッシュ、洗剤といった日用品を含めて3000品以上が寄せられた。不足分は同事業に対する助成金で補充。
8日は山北の事務所でスタッフが袋詰め作業を行い、品目がなるべく均等になるよう配分した。配布対象は市を通じて申し出たひとり親世帯で、12日、19日、26日(各日午前10時〜正午)に分け、山北の同NPO事務所と川崎の津山東公民館で受け渡す。
角野代表は「今回は短期間にもかかわらず、多くの方から好意が寄せられ、感謝している。今後もフードドライブによる支援活動を継続していく」としている。
問い合わせは、角野代表(℡090―1186―6083)。
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袋詰め作業をするオレンジハートつやまのスタッフ
NPО法人オレンジハートつやま、「フード&ライフドライブ」事業
- 2020年9月10日
- 経済・産業