NPO法人・津山しらうめの会(伴喜左男理事長)は、椿高下に「しらうめ喫茶・食堂」をオープンさせ、精神障害者ら利用者の社会的自立を目指す新規事業に取り組んでいる。
同会は就労継続支援B型事業所として、精神・知的障害者が軽作業を行う福祉作業所を同所に開設しているが、工賃アップや職の幅を広げようと、食堂を計画。数年前まで喫茶店だった建物を借り、6月末に開店した。
白壁の外観が特徴で、カウンターとテーブルの16席。メニューは日替わりランチ(550円)をはじめ、チャーハン(350円)、そうめん・うどん(350円)、コーヒー・ジュース(200円)など。主に職員が料理を作り、利用者たちは食材を切ったり、みそ汁の味付け、盛り付けを手伝ったりするほか、注文取りやレジ打ち、皿洗いなどをする。
利用者の女性は「店で働くのは楽しいし、たくさんのお客さんに来てもらいたい」。会では「魚の煮つけや野菜のあえ物など全て手作りのランチがお薦め。利用者のみんなも元気に働いているので、気軽に来店してほしい」と話している。
店は赤堀病院の南に位置し、3台分の駐車場もある。定休日は土・日曜、祝日。営業時間は午前11時〜午後4時。近くの場合は配達を行う。
問い合わせは、同店(■352506)。
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椿高下にオープンしている「しらうめ喫茶・食堂」