NPO法人未来へは26日、新型コロナウイルス感染によっておこる差別や中傷について開いた討論会などで寄せられた市民の意見や想いをまとめた提言書を谷口市長に提出した。
提言は▽SNSやインターネット上で感染者を特定して誹謗中傷する行為に対して市が独自の条例を設定して感染者とその家族の人権を守る▽小学校低学年や幼児に理解できるように紙芝居や人形劇でいじめ防止を呼びかける▽民間団体やNPO法人などと連携をとり、さまざまな意見を聞いて、取り入れる―など4点。
この日は代表者2人が山北の市役所を訪問し、藤本優理事長は「いじめから自分の身を守れない子どもたちを含め、幅広く市民の声を聞いてほしい」と述べ、市長に提案書を手渡した。市長は「地域を支える次の世代に大事なことをしっかりと伝えていけるようにしたい」と話した。
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提言書を市長に手渡す未来への理事長