第3回「OKUTSU芸術祭」(同実行委主催)が鏡野町の奥津温泉街をはじめ町内外の会場で開かれ、絵画や版画、彫刻など多彩なアート作品が行楽客らの目を楽しませている。11月21日まで。
かがみの近代美術館(奥津川西)や石庭遊園地(同)、奥津荘(奥津)、東和楼(同)、そば処秀峰(女原)、ペスタロッチ館(竹田)など町内をメインに、M&Y記念館(東一宮)、光林寺(真庭市赤野)といった市外を含む29会場に美作地域ゆかりの美術家らが手掛けた約500点を展示。
道の駅・奥津温泉では、これまでの同芸術祭のワークショップ参加者らによる約300枚の手ぬぐいアート、出展作家が絵や模様を描いたのれん「ゆえんふ」も飾られ、訪れた家族連れらが散策しながら観賞したり、スマホで記念撮影したりしていた。
岡山市の会社員女性(35)は「道の駅も温泉宿もいつもとは違う雰囲気で、美術家だけでなく一般の人の作品も展示しているのもアートに親しみが感じられていい」と話した。
アート作品の展示のほか、ミュージックライブが10月9日に花美人の里、オルゴールコンサートが10日には同道の駅で開かれる。
同芸術祭をプロデュースするかがみの近代美術館の辻本高広館長(64)は「従来の国道179号沿線からエリアをさらに広げ、秋の美作地域をアートで盛り上げていきたい」とPRしている。
問い合わせは、同美術館(℡520722)。
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道の駅・奥津温泉に飾られた手ぬぐいアートに見入る行楽客
OKUTSU芸術祭
- 2021年9月24日
- 芸術