「REBORN版画プロジェクト」の展示会が東一宮のM&Y記念館で開かれ、県北ゆかりの版画家による多彩な秀作に来場者が見入っている。11月21日まで。
第3回OKUTSU芸術祭(同実行委主催)の一環で、棟方志功の代表作などを多数所蔵する同館の1階会場に、版画家6人が手掛けた15点を展示。
カエルをモチーフに同系色の微妙な重なりが美しい坂手江美さん(鏡野町)の木版画、繊細なタッチで女性を表現した佐藤真奈美さん(同町)の銅版画、幻想的な雰囲気を醸す新免泉さん(京都府)のシルクスクリーンなど、個性豊かな作品が並ぶ。
岡山市の公務員男性(56)は「さまざまな手法と表現があって面白く、中でも木版画の優しい味わいが好き。常設の棟方志功のコレクションも素晴らしかった」と話していた。
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県北ゆかりの版画家の作品に見入る来場者
REBORN版画プロジェクト
- 2021年9月28日
- 芸術