SantaFe in baroque 弦楽四重奏コンサート~バロックの夕べ~が30日、新魚町のベルフォーレ津山で開かれ、市民ら約400人が一流奏者の奏でる美しい音色に酔いしれた。
津山・サンタフェ友好交流都市縁組20周年記念、同津山20周年記念事業の一環。サンタフェで年1回開かれる音楽祭「サンタフェ・オペラ」などに出演し、世界で活躍する音楽家を招いて実施した。
バイオリンをロレンツォ・コリット氏とリサ・カワタ・ファーガソン氏、チェロをジョエル・ベクテル氏、普段聞くことのできないチェンバロをフランチェスコ・バローニ氏が演奏。美しく、荘厳な古典音楽7曲を奏でると、訪れた人たちは大きな拍手を送っていた。
吹奏楽部員6人で来場した津山東高校1年・?原瑠那さん(16)は「普段は金管楽器の音に慣れているので、弦楽四重奏は新鮮な響きだった。とくにチェンバロが珍しく、印象的で、素晴らしい演奏を聴けて満足です」と話していた。