「SDGs(持続可能な開発目標)とプラントベースフードに関する出前授業」が清泉小学校(岡山県津山市綾部)で開かれ、3、4年生12人が植物性由来の加工食品について学んだ。
マルイと大塚食品の連携による環境教育の一環で、両社の担当者が講師を務め、SDGsのうち▽飢餓ゼロに▽すべての人に健康と福祉を▽気候変動への対策ーについて説明。
その上で、飼育に多くの穀物や広大な土地を必要とする畜産物に代わる、生産性の高い大豆製品などを使ったプラントベースフード(植物性由来の食品)を提案。人口爆発による食糧危機や温暖化の回避につながることも話した。児童は大豆搾りを体験をしながら、高タンパクで体と環境に優しい大豆ミートや豆乳について知識を深めた。
このほか、通常の畜肉と大豆ミートを使ったハム製品の食べ比べ、食品ロスを考えるグループワークもあった。
4年生の鈴木菫恋ちゃんは「環境に優しい大豆でお豆腐やおいしいハンバーグを家で作ってみたい」と話した。
SDGs(持続可能な開発目標)とプラントベースフードに関する出前授業