「親子で楽しむ初めての音楽会」(つやま若い音楽家を育てる会主催)が21日、岡山県津山市の津山文化センター大ホールで開かれ、津山ゆかりの若手音楽家たちの演奏や歌のステージに親子連れら約400人が聴き入った。
河内久美子さん(ピアノ)、安藤毬衣(同)、竹内彩佳さん(同)、加藤久比旗さん(同)、藤本美緒さん(マリンバ)、神田遥さん(ソプラノ)、安井由佳さん(同)が出演。
マリンバによる軽快な調べの「熊蜂の飛行」「剣の舞」を皮切りに、ピアノ独奏では「ノクターン」「星に願いを」「くまのプーさん」で流麗な音色を披露。さらにソプラノ二重唱では「アメイジンググレイス」「ホール・ニュー・ワールド」といった曲で澄んだハーモニーを響かせた。フィナーレはピアノ二重奏の威風堂々、アンコールは全員で「アンダーザシー」を奏で、大きな拍手が送られた。
美作市の会社員女性(39)は「0歳からウェルカムと聞き、小3の娘と3カ月の息子も連れて来た。ディズニー映画のテーマなど親しみある曲が多く、親子で満喫できてよかった」とにっこり。
この音楽会は、同会が開いてきた「若い芽のコンサート」の内容を変更し、0歳から入場可にして企画した。