世界の名車が県内を巡る「ベッキオバンビーノ」(同実行委主催)が4、5の両日開催され、クラシックカーやスーパーカー約70台が行楽客の注目を集めた。
10周年を迎えたチャリティーイベントで、初日は岡山縣護國神社(岡山市)をスタートし、和気ドーム(和気町)などを経て、美作市の湯郷温泉街へ到着。アストンマーチン(英国)を先頭に、ポルシェ(ドイツ)、フェラーリ(イタリア)、アルファロメオ(同)などのビンテージカーが観光案内所前に次々とチェックインし、詰めかけたマニアや家族連れらがあこがれの車に見入り、撮影していた。
押入の会社員男性(55)は「春が中止だったので半年待っていた。目移りするほどの名車ぞろいだが、特に昔のフェラーリにはしびれた」と話した。
各チェックポイントでは交通遺児就学支援の募金活動が行われ、一行はこの日、真庭市の湯原温泉郷に宿泊。5日は蒜山高原などに立ち寄った後、岡山市の終点に向かった。
同イベントは県内の愛好家でつくる実行委が春と秋に開催しているが、今春はコロナ禍を考慮して中止した。
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チェックインした名車に見入る行楽客ら=湯郷温泉街で
10周年を迎えた、ベッキオバンビーノ開催
- 2020年11月16日
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