岡山県津山市の院庄林業と中国銀行は26日、同行の「SDGs私募債」を活用し、津山中学校・高校に100万円を寄付した。視聴覚教室の整備充実に充てられる。
私募債発行企業からの手数料の一部を使った寄付。贈呈式が同校=椿高下=で行われ、同社の田原義彦常務取締役と同行の山縣正和取締役常務執行役員が「より良い施設での教育は将来への投資になる。津山を背負う人材の輩出、地域発展につながれば」とあいさつし、滝澤浩三校長に目録を手渡した。
来年度創立130周年を迎える津山高、10周年の津山中は、寄付金3000万円を目標に、プロジェクターや壁画ホワイトボードなど視聴覚教室の充実に向けた取り組みを進めている。滝澤校長は「教室のアップグレードに利用させてもらい、来年度の完成を目指したい。ありがとうございます」と礼を述べた。