100周年記念して津山商業高校3年生ドリップコーヒー開発

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 津山商業高校3年生が、同校創立100周年の記念商品としてドリップコーヒー「津山商業高校オリジナルブレンド」2種類を、地元専門店のばんこく珈琲とコラボして開発した。味、パッケージとも生徒が企画し、1日から西今町の津山まちの駅城西(作州民芸館)と、田町のまちの駅城西浪漫館で販売を始めた。
 課題研究「地域研究」を受講する生徒たちが考案し、ばんこく珈琲に提案。コーヒーについての知識を学ぶところからスタートし、苦手な人でも味わえるよう試行錯誤を重ね、完成させた。
 ドリップパックコーヒーで、深いコクと香り、苦味を強くした「津商ブレンド」と、苦味が少なく香りも控えめな「アオハルブレンド」。パッケージデザインは、津商ブレンドが現在と過去の制服のイラスト、アオハルブレンドは「100th」の文字をデザインしている。
 「コーヒーの日」の1日、両まちの駅で生徒たちが販売。試飲コーナーを設け、口にした来店者たちが「飲みやすい」「おいしい」と話し、買い求めていた。中村咲良さん(18)=情報ビジネス科=は「コーヒーが好きな人もそうでない人も楽しめるよう、味には特に工夫をした。たくさんの人に飲んでもらい、津商ブランドを定着させたい」とPRしている。
 津商ブレンドは4個入り600円、アオハルブレンドは1個150円のばら売り。山下の津山観光センターでも扱う予定。今後、オンラインショップを開設する。


1日から販売を開始したドリップコーヒー「津商オリジナルブレンド」をPRする生徒たち


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