134年の歴史に幕下ろす小学校で 思い出ルームお披露目 懐かしの一室に/岡山・津山市

教育・保育・学校 思い出ルームを見て回る児童たち=岡山県津山市で
思い出ルームを見て回る児童たち=岡山県津山市で
         

 来年3月末に閉校し、134年の歴史に幕を下ろす清泉小学校=岡山県津山市綾部=で19日、過去を振り返る「思い出ルーム」がお披露目され、訪れた卒業生や地域住民、児童らが懐かしみながら展示物を眺めている。

 閉校に向けた「清泉小にありがとうプロジェクト」の一環として同校の学校運営協議会が地域の住民たちとともに体育館の一室に整備。卒業アルバムや創立100周年の記念誌、卒業生たちの写真や卒業記念に作った作品など約200点を展示している。

 壁には1983(昭和58)年以降の卒業生の顔写真をはじめ、在校児童40人それぞれが撮影した校内の思い入れがある場所の写真や「勉強も遊びもたくさんの思い出が作れた」「みんなの成長を見守ってくれてありがとう」と書いたメッセージなどが張られ、訪れた人たちは一点一点をじっくりと見ながら、担任の教員やクラスメートとの日々を思い返し、話に花を咲かせていた。机には来年3月25日開催の閉校式で飾る予定の寄せ書き用テント生地が置いてあり、育ててくれた教職員や学校への感謝の思いなどをしたためられている。

 息子と娘が同校を卒業したという綾部の易公恵さん(75)は「地域から学校がなくなるのは寂しく思うが、思い出としていつまでもみんなの心に残るようになれば」。3年生の本郷将宗君(9)は「笑顔で次の学校に通えるように、残り1年間は友だちと仲良く楽しく過ごしてたくさんの思い出を作りたい」と話していた。思い出ルームは現在も開放している。

 清泉小は1893(明治26)年に尋常神庭小学校と尋常精業小学校の2校が統合して清泉尋常小として設立。1954(昭和29)年に現在の名前に改称した。本年度までの卒業生は3366人。2027年度には成名小=野村=へ統合する。

写真を見ながら思い出話に花を咲かせる卒業生ら
写真を見ながら思い出話に花を咲かせる卒業生ら
来年度末で閉校する清泉小学校
来年度末で閉校する清泉小学校


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