「かがみのマラソン&ウォーキング大会~THE FINAL~」(鏡野町など主催、津山朝日新聞社など後援)が16日、鏡野町奥津川西の奥津箱パークを発着点に開かれた。会場を同所に移してから最多となる1370人がエントリーし、節目の大会を見届けようと集まった参加者たちが、爽やかな秋晴れの奥津湖畔を思い思いのペースで駆け抜けた。
大会は旧町時代から約40年続いてきた地域の名物イベントで、行財政改革に伴う見直しの一環として今回で幕を下ろすことになった。長く親しまれてきた大会の「最後の舞台」を惜しむように、会場には温かな空気が広がった。
種目はハーフ、10キロ、3キロ、ウォーキング(7キロ)の4種目。ランナーたちは年代ごとに整列し、「感謝の気持ちで走りたい」「天気も景色も最高。思い出に残る1日になりそうです」などと笑顔で話しながら、スタートの合図とともに次々とコースへ踏み出していった。
