能登半島地震の被災地を支援しようと岡山県真庭市では、太田昇同市長ら特別職と市議会、職員労働組合関係者による街頭募金活動が行われている。いまだ戦火が絶えないウクライナに対しての「人道支援募金」も合わせて2月3日までの間、9カ所の施設などで実施する。
27日、スーパーマーケット・ゆめタウン久世では、太田市長や小田康文議長、三ツ 宗宏教育長ら12人が募金箱を手に、「よろしくお願いします」と買い物客たちに呼びかけ、合計8万3213円の寄付が寄せられた。
この日は、道の駅醍醐の里、湯の駅ひまわり館、湯本温泉館でも実施した。
太田市長は「被災地や戦地のことを思うと身につまされる。つらい思いをしている人たちのために、真庭市としてできることをしていきたい。市民や寄付をいただいたみなさんの理解と優しさに感謝している」と話している。
2月3日に蒜山上福田で開かれる「ひるぜん雪恋まつり」の会場でも行う。集まった浄財は、日本赤十字社県支部を通じて災害義援金と人道危機救援金として各地に送られる。