岡山県津山市山北の中島和子さん(80)宅の花壇でアルストロメリアが先端に約30輪の花を咲かせた。「一本の茎に4、5本咲くのは見たことあるが、これはすごい数でとても元気」と近所でも話題になっている。
アルストロメリアは南米が原産で、日本には1920年代に伝わったとされる。日持ちも良く、園芸品種としても人気。鏡野町奥津地域では県下一の出荷数を誇っている。
仕事がひと段落し、家庭菜園を楽しむ時間ができた中島さんは、いつもより丹精を込めて育てていたという。花の数もさることながら、通常直径0・5㌢程度の茎の太さが、5㌢と分厚く板状の奇妙な形をしている。「つぼみがいっぱいついていて、咲くのを楽しみにしていたが、想像を超えていた。まるで花束みたい。茎の形に気が付いた時は本当に驚いた」と語った。
さらにつぼみが数個膨らんできており、これからも咲き続ける様子。「できるだけ多くの人に見てもらいたいから、枯れるまで手入れをしていく」と話している。
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中島さん宅の花壇で咲いた元気なアルストロメリア
アルストロメリア開花
- 2022年5月14日
- 自然