空港津山道路促進協議会

行政・公共 あいさつする谷口会長
         

 岡山県津山市と岡山市を結ぶ地域高規格道路「空港津山道路」の整備促進協議会(会長・谷口圭三津山市長)は16日、津山市東新町の津山鶴山ホテルで本年度総会を開き、早期整備に向けて要望活動の強化を申し合わせた。
 構成メンバーの2市5町の首長や商工団体関係者ら36人が出席。谷口会長が「災害時における交通機能の確保の観点からも国道53号のダブルネットワーク化が求められており、みなさんと協力して早期整備の実現を目指したい」とあいさつした。
 議事では運動方針として▽未着手区間を効果的に整備するため「岡山市北区菅野〜御津宇垣間」などを早期に事業化▽激甚化・頻発化する災害から速やかに復旧・復興するため、津山圏域と岡山市内を結ぶ国道53号のダブルネットワーク化を図り、災害に強い国土幹線道路ネットワークの機能を確保―などを確認。7月と10月に国土交通省や財務省、県選出国会議員らに要望書を提出するなどの事業計画を決めた。
 閉会後、意見交換会があり、国土交通省岡山国道事務所の藤原功副所長が事業の進ちょく状況などを説明した。
 総延長約60キロの同道路の一部である「津山南道路」(美咲町打穴中〜津山市平福、5・4キロ)の昨年度の事業進ちょく率は約51%となっている。本年度は埋蔵文化財の調査や皿川第1橋下部工事などを進める。


あいさつする谷口会長


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