岡山県は27日、津山市の男女6人、総社市の女性2人、県外の男性1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これとは別に、感染していた患者1人が新型コロナ以外の原因で死亡したことを明らかにした。県内での陽性確認は214人(再陽性を除く)、感染者の死亡は2人となった。
津山市の2人と県外の1人は、クラスター(感染者集団)が発生している津山中央病院(川崎)の関係者で、入院患者の70代と90代以上の男性、20代医療従事者女性。これまでにPCR検査を受け、いったんは陰性と判断されたが、発熱などの症状が出たため再検査を受けた結果、陽性と判明した。同市のほかの患者のうち2人は、県内7例目のクラスターと判断された会食に参加し、感染が判明した県外在住者の親族の50代男女(いずれも会社員)で、接触者として検査を受けて陽性と判明した。あと2人は同市内の50代会社員女性と70代の男性で感染経路は不明。いずれも重症ではないとしている。
総社市は90代以上の女性2人で、クラスターと判断された高齢者施設の入所者。これまで検査を受け、いったんは陰性と判断されたが、再検査で陽性と判明した。
26日に死亡した感染者について県は、死因が新型コロナではないとして年代や性別、居住地などを非公表とした。
27日、新型コロナウイルス陽性者
- 2020年10月28日
- 医療・福祉