NPO法人マルイ・エンゲージメントキャピタルは12 日、来年度、津山市内の小学校に入学する新1年生に贈る防犯ブザー720個をはじめ、授業でVR(仮想現実)動画視聴する際に使うスマートフォン17台、会議などで活用する大型モニター1台(合計327万円相当)を津山市教委に寄贈した。
同NPO法人では地域貢献の一環として岡山、鳥取、島根県内のマルイグループの店舗約50店で「寄付付き商品事業」を展開しており、日用品や食料品などの対象商品売り上げ(1品につき3円)を各地域の小学校の活動支援として助成している。取り組みは2015年に始まり、同市教委への寄贈は今回で15回目。
岡山県津山市の市役所東庁舎を訪れた神田一幸理事は有本明彦教育長に目録を手渡した後、「この活動は生産者やメーカー、卸業社、お客様も協力し、未来を担う子どもたちが良い環境で勉学に励めるようにと応援している。今後も取り組みが続けられるように頑張りたい」とあいさつ。
有本教育長は「しっかりと活用しながら教育のさらなる充実を図っていく。本当にありがとうございました」と述べ、感謝状を贈った。
