来春卒業予定の学生や一般求職者を対象にした「津山圏域合同企業説明会」(津山広域事務組合主催)が26日、岡山県津山市の津山圏域雇用労働センターで開かれた。37社が参加した中、来場者は43人にとどまった。
津山圏域(津山市、鏡野、勝央、奈義、美咲、久米南町)から製造業、卸・小売業、福祉関連などの企業(法人)が参加。
スーツ姿の学生や求職者らは、志望または興味のある企業の個別ブースで人事担当者から事業概要や職務内容、労働条件などの説明を熱心に聞き、詳細について質問するなどしていた。今回は官公署コーナーも設置。
津山市内の女子専門学校生(19)は「今はブライダル業界について学んでいるが、まだ職種は絞っていない。さっき説明を受けた社はコミュニケーション能力を重視し、成長企業でやりがいがありそうだし、働きやすさの面でも好感触だった。もう何社か聞いてみたい」と話していた。
同説明会は、若者の地元就職、定住促進などを狙いに同組合が2014年から実施。