本年度「津山市ICT活用推進員」委嘱式が31日、岡山県津山市の市役所であり、小中学校教員4人が新たに委嘱を受けた。ICT(情報通信技術)による児童生徒の探求的な学習活用や教員の活用能力向上への取り組みを進める。
国のGIGAスクール構想により各校に端末が1人1台整備された2年前から配置。児童生徒が主体的に活用する「ステージ3」の授業実践を広げ、市教委と連携した好事例の情報収集もしていく。
式では有本明彦教育長が委嘱状を手渡し「新規を含めて総勢10人となった。活用による授業改善を進め、視察した県内外の先進的な取り組みを還元してほしい」と呼びかけた。
4人を代表して大崎小の絹田隼基教諭が「効果的に活用し、子どもたちの学力向上、主体的で対話的な深い学びにつなげたい」と抱負を述べた。