岡山県美咲町の中央公民館で4年ぶりとなる「第4回美咲郷土かるた大会」(「美咲郷土かるた」を活かす会主催)が開かれ、8チーム5〜75歳の24人が地域の歴史や文化を学びながら、熱戦を繰り広げた。
同かるたは2018年に制作。岸田吟香や本田増次郎、法然上人、月の輪古墳、柵原鉱山といった同町の歴史や自然、産業などを多彩に盛り込み、子どもから大人まで楽しめる内容。
3人でチームをつくり、予選リーグと決勝トーナメント戦を行った。「岩伝説亀を活かしたまちづくり」「月の輪の古墳発掘みんなの手」「ミラクルだ元気君が生還吉井川」などの句が読み上げられると、参加者は「はい!」と素早い動きで札を取り合った。
優勝チームの柵原西小6年の仲良し3人組「フェニックス」のリーダー・牛房桜涼君は「メンバー全員で10日以上練習して全部覚えた。知らないことがたくさんあった。岸田吟香が好き」と話していた。
結果は次の通り。
▽①フェニックス(牛房桜涼、湯浅仁、福田歩香)②ブルーベリー(牛房恭亮、牛房み美、板垣正寿)③ドラゴン(福井莉恩、福井琉生、福井絵里)