「スマホで簡単!〜売上アップにつながる写真の撮り方講座〜」(日本政策金融公庫津山支店主催)が、岡山県津山市山下の津山商工会館で開かれ、市内の飲食店経営者らが顧客の心を動かす撮影方法などを学んだ。
フォト・パートナーズ(東京都)の代表取締役で、中小企業診断士の石田紀彦さんが講師を務め、機材を使いながら物体に光を当てる方向を変えたり、散光させたりすることで印象が変わると説明した。
購買行動は感情の動きから始まるとした上で、「商品の価値とターゲットを明確にし、写真を目にした人に商品を利用している風景を想像させることが大切」などとアドバイス。参加者は持参したスマホやカメラで実践していた。
飲食店を営む大久保恵子さん(75)=田町=は「食べたいと思ってもらうための仕掛けが大切だと感じた。SNSで発信する時の参考にしたい」と話していた。