趣味で絵画を57年間描き続けてきた高野山西の髙橋知義さん(77)が喜寿を迎えた記念に「髙橋知義絵画展(油絵、日本画展)」を10日から12日まで、沼のくらやアートホールで開く。初の個展に向けて「挑戦すること、趣味を持つことの楽しさを知ってもらえたらうれしい」と意気込んでいる。
髙橋さんは子どものころから筆で字や絵を書くことが好きで、表現の幅を広げようと、20歳のころ独学で日本画や油絵を始めた。顔彩や油彩などで弁当箱や花、旅先で出合った美しい風景など、身近な物や景色を思いのまま小さなキャンバスに描き、社会人になった後も仕事を終えると創作にふける時間をつくってきたという。「時間を忘れるくらい没頭することで生き生きとした日々が過ごせたと思う。何歳になっても楽しみができれば、それが生きがいになると思う」と語る。
自宅の敷地に設けた趣味の部屋にはたくさんの作品を保管しており、今回は喜寿にちなんでその中から気に入った77点を展示する。中でも思い入れがあるのは映画を見て感動したという「おしん」を描いた力作。「自身も子ども時代はあまり裕福ではなかったので、おしんと重なる部分があった。皆さんにもお薦めしたい映画」と笑顔で話していた。
現在、開催に向けて着々と準備を進めており、「皆さんに楽しんでもらえたら幸い」とPRしている。
開館時間は午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。
問い合わせは、髙橋さん(090-4149-0861)。
