小学生のソフトボールチーム「佐良山ソフトボールクラブ(26人)」の7選手が、3月23日にオーストラリアのシドニーで開幕する国際親善試合の代表メンバーに選ばれた。選手たちは大舞台を前に、日本代表の誇りを胸に練習に励んでいる。
選ばれたのは▽大内仁(向陽小6)遊撃手▽政岡樹(院庄小6)投手▽森下幸明(西粟倉小6)捕手▽吹井智稀(高田小6)三塁手▽岩本琉冴(誠道小6)1塁手▽澤亮佑(鏡野南小6)左翼手▽宮本隼(加美小6)―の7選手。
同大会は、日本小学生ソフトボール連盟とオーストラリ側の共催で、毎年開催。全国から選ばれた選手で構成する3チームが、オーストラリア・ニュージーランドの各都市の代表チームと対戦する。
選考会となった昨年8月の「JJSLカップ in敦賀」は全国から48チームが参戦し、同ソフトボールクラブは快進撃を続け3位に入賞。活躍した選手39人が代表に推薦された。このうち県内から14人が選ばれた。
「JJSLカップ」は「負ける気がしなかった」と大内主将。所属小学校はばらばらで個性豊かな選手たちがそろったが、抜群のチームワークが自慢。「皆の足りないところを補い合えるすごいチーム」。
同チームが掲げる「ソフトボールを楽しむ」の精神で世界に挑む。「胸を張って挑戦して、世界一になりたい」。畑田利行監督(50)=一方=は代表監督として子どもたちと渡豪する。「自由な発想で思いっきり楽しむのがオーストラリア流。そんな姿勢を学んできてほしい」と話していた。
同ソフトボールチームから同親善試合の代表メンバーに選ばれたのは7回目で今回の7人を入れて計21人。