B’z、NHK朝ドラ『おむすび』の主題歌に 36周年を迎えさらなる輝き

芸術 36周年を迎えたB'zの稲葉浩志さん(左)と松本孝弘さん
36周年を迎えたB'zの稲葉浩志さん(左)と松本孝弘さん
         

 日本を代表するロックバンド・B’zが、30日よりスタートするNHK連続テレビ小説「おむすび」の主題歌を担当することが先日発表された。

 「おむすび」は平成元年生まれの主人公・米田結(橋本環奈さん)がどんな時でも自分らしさを大切にする”ギャル魂”を胸に栄養士として、人の心と未来を結んでいく青春グラフィティ。

 B’zが手がける主題歌のタイトルは「イルミネーション」。平成時代を背景に展開する物語に、彼らの音楽がどのような輝きをもたらすのか注目が集まる。

 楽曲に込めた思いをB’zの松本孝弘さんと稲葉浩志さんは「泣いて笑って山を越え谷を越え進んでいくように生きて、たどり着いた場所には、無償の愛情に満ちた輝きを放つイルミネーションが待っている。そんな希望を持ちながらこの”おむすび”の主題歌を作りました。明るいエネルギー溢れるドラマとともに楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。

 制作統括の宇佐川隆史氏は「『人々 を 元気にしたい 』このシンプルな 思いを、本気で、全力で考えた結果 、たどり着いた答えが 、B’zさんによる主題歌でした。お二人は、平成を(そして今を)代表するヒットメーカーであり、何より私達のこれまでの日々を、人生を、数々の名曲を通じて支え続けてくれた存在です。実は連続テレビ小説『おむすび』の企画書も、B’zの楽曲を聞きながら書いていました。ドラマに込めた思いを、B’zのお二人にお伝えしてから数か月後 、「イルミネーション」という美しいタイトルの一曲が届けられました。初めてその曲を聴いた時、思わず涙がこぼれました。脚本の根本さんも同じように涙を流したそうです。 私たちの人生と日々を、これ以上ない形で祝福してくれていると感じたからです。B’zのお二人がともした温かな ”イルミネーション”と共に、ドラマを通じて 、皆さまの心に明るい一日をお届けできたらと思います」と思い入れを明かした。

 B’zは大阪府豊中市出身の松本孝弘さん(ギター及び作曲) と岡山県津山市出身の稲葉浩志さん(ボーカル及び作詞)の二人組のロックバンド。1988年9月21日にデビューして以来、国内外で活躍を続け、本日36周年を迎えた。

主人公の橋本環奈さん

B’zのデビューを報じた紙面=1988年9月19日 津山朝日新聞

【連続テレビ小説「おむすび」ものがたり】

 平成“ど真ん中”の、2004年(平成16年)。ヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)は、福岡・糸島で両親や祖父母と共に暮らしていた。「何事もない平和な日々こそ一番」と思って生きてきた結。しかし、地元で伝説と化した姉の存在や、謎のギャル軍団、甲子園を目指す野球青年など、個性的な面々にほん弄されていく。そんな仲間との濃密な時間の中、次第に結は気づいていく。「人生を思いきり楽しんでいいんだ」ということを――。

 青春時代を謳歌した自然豊かな糸島、そして阪神・淡路大震災で被災するまでの幼少期を過ごした神戸。ふたつの土地での経験を通じて、食と栄養に関心を持った結は、あることをきっかけに“人のために役立つ喜び”に目覚める。そして目指したのは“栄養士”だった。

 「人は食で作られる。食で未来を変えてゆく。」

 はじめは、愛する家族や仲間という身近な存在のために。そして、仕事で巡りあった人たちのために。さらには、全国に住む私たちの幸せへと、その活動の範囲を広げていく。

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