人気ロックバンドB’zのボーカル稲葉浩志さんの出身地の岡山県津山市について、音楽コンテンツと地域の関係性を調査しようと、中央大学政策文化総合研究所の牧野竜二客員研究員が市内を訪れ、12日、有志の団体と意見を交わした。
牧野客員研究員は、音楽コンテンツに関わる交流人口の拡大や受け入れ環境の整備などの関係性を研究。大衆ミュージックで活動しているアーティストの出身地に継続的に多数のファンが来訪する地は全国的にも多くないとして、調査に訪れた。
この日は、8月の稲葉さんの凱旋(がいせん)ライブで、商店街でおもてなし活動を行った「B’z津山を盛り上げる会」の出口剛三代表に聞き取りを行った。2017年のB’zライブ以降の取り組みや稲葉さんに寄せる地域住民の思い、今後の活動の展望などを質問した。
牧野客員研究員は「音楽と観光が結び付いている点が興味深い。ファンが地域と関わる場所があることも素晴らしい」と話していた。
関連記事