B’zのボーカルで岡山県津山市出身の稲葉浩志さんのソロツアー「Koshi Inaba LIVE2024~en4~」の津山公演(8月13、14日、津山文化センター)に向け、津山市元魚町の「津山まちなか博物館」前に10日、記念撮影用の稲葉さんの楽曲をモチーフにしたフォトスポットがお目見えした。
「いつも稲葉さんに勇気をもらっている。大好きな津山のために何かしたいと思っていた」と大阪府堺市のチョークアーティスト・国松真弓さん(58)は話す。そんな思いがつのり、稲葉さんの実家であるイナバ化粧品店=津山市川崎=で、稲葉さんの母親である邦子さんに相談したところ、銀天街や元魚町商店街の有志による「B’z津山を盛り上げる会」を紹介された。
フォトスポット用の作品は、稲葉さんのソロ楽曲「羽」をモチーフに、「津山藩初代藩主森家の家紋『鶴丸』を思い描き、いつでも自由に羽ばたけるように」との思いを込め、ポップな色使いで2枚の羽を描いている。縦90センチ、横幅180センチで、両翼の真ん中に人が収まると羽が生えたように映る。
このほか稲葉邦子さんの直筆サイン入りの歓迎サインボードや、稲葉さんと津山文化センターを描いた作品などを同所や第2まちなか博物館B’zコーナーなどに順次展示する予定。
この日は友人2人と来津してB’z津山を盛り上げる会の会員と作品を設置した。「地元のいろんな人たちに手伝ってもらいながら作った。なかには津山のことをよく知らない人もいたけれど、みんなこの夏は津山に行きたいと言っている。いろんな人に津山を好きになってもらうきっかけになれば」と国松さんは翼を背に笑顔で話した。
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