「女性に対する暴力をなくす運動」(12~25日)に合わせ、DV(ドメスティック・バイオレンス)防止を啓発するパネルの展示が岡山県津山市山北の市役所1階市民ホールで行われている。13日まで。
シンボルの「パープルリボン」にちなみ、「ストップ!DV」と描かれた薄紫色ののぼりを立て、DVに値する行為、被害者の心理などを詳しく説明したパネルを掲示。津山配偶者暴力相談支援センターの相談窓口の電話番号を記載したパンフレットも配布している。 このほか高齢者への虐待に関する情報を載せたポスターや、11月は児童虐待防止月間でもあることから児童虐待防止を呼びかける展示コーナーもある。
研修を受けるなどして虐待やDV問題に関する理解を深めているというケアマネジャーの佐藤真紀さん(46)=国分寺=は「加害者や被害者らの置かれている環境など、さまざまな要因があって問題が起きる。第3者が気付いて悪化を防げるケースもあり、当事者以外の人たちの協力、支援も大切だと感じている」と話していた。
さらに新魚町の市立図書館(14~27日)でも展示を行う。