津山商工会議所の本年度通常議員総会が25日、岡山県津山市東新町の津山鶴山ホテルでかれ、昨年度事業と収支決算などを承認した。
役員、議員ら約70人が出席し、松田欣也会頭が「人口減少下にある地域が持続的に発展していくためには、企業の生産性向上、稼ぐ産業の育成、多様な人材が活躍できる良質な雇用の創出が不可欠。次年度以降は、市の産業支援センターと連携してIT関連のスタートアップ企業の育成と誘致の活動を展開したい。会員企業には事業や業務を見直す中でDX・イノベーションの推進に果敢に挑戦してほしい」とあいさつ。
議事に入り、昨年度事業と収支決算の報告、会員企業の人事異動に伴う議員職務者の変更など各議案を承認した。この後、中国経済産業局の實國慎一局長による「中国地域における成長型経済の実現を目指して」と題した講演もあった。